「日本国際フォーラム叢書」
激動する世界と人口減少する日本の立ち位置
激動する世界情勢や混迷する国内の政治、社会を背景に、沈滞の続く日本経済はこれからどうなるのか。一国の経済はもはやその国内だけでは単独に存在するものではない。
しかも、日本はすでに人口減少の時代に入った。
本書は、日本の政治や経済につき、現代を地球新時代という認識に立って、世界の潮流や国内諸問題などと立体的に考察、分析し、未来に向けて日本が進むべき方向を考えようとするものである。(本文より)
著者紹介
吉田 春樹(よしだ はるき)
1935年、東京都生まれ。1959年、東京大学法学部卒業、日本興業銀行入行。取締役産業調査部長などを歴任ののち、1991年、和光経済研究所専務。同社長、理事長を経て、2000年より吉田経済産業ラボ代表取締役。2001年6月から日本国際フォーラムの副政策委員長および評議員に就任。2012年11月、逝去。
主な著書に『地球新時代 日本の構図』(東洋経済新報社)、『「経済大国」に明日はないか』(中央公論社)、『2010年代・日本経済はこうなる』(PHP研究所)など、多数。