日本仏教史に燦然と輝く五つの巨星、最澄・空海・親鸞・道元・日蓮。仏教の道を開き、真実に生きた五人の開祖たちの人間像と苦汁に満ちた求道の生涯を描く。現代人に苦難を雄々しく乗り越え、心豊かに生きる道を示してくれる。
- 空海や日蓮の名前は学校の歴史で習うがゆえに日本人誰もが知っているでしょうが、はたしてどんな生き様の人物だったのか、はっきり知る人は少ないのではないでしょうか。、
この本に出てくる「開祖」たちの生き様は、まさに、現代の混沌とした社会における生き方のお手本です。この本を通じて、あらためて 日本人としての生の価値観 というものを、歴史の原点に返って気づくことが出来た気がします。