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小説 桂春団治

タチバナ文芸文庫

小説 桂春団治

長谷川幸延 著

判型:大型文庫判
ページ数:318
初版年月日:2009/02/13
ISBN:978-4-8133-2259-7
税込定価:1,404円

内容紹介

一世を風靡した、上方落語界の爆笑王・初代桂春団治の一代記。劇作家であり、小説家であった長谷川幸延の代表作の文庫化。


この作品は、その破天荒な生き方でも人気をよんだ、上方落語界の爆笑王・初代桂春団治の一代記です。
松竹新喜劇の渋谷天外(ペンネーム=舘直志)によって戯曲化され、春団治役を渋谷天外や藤山寛美が演じ、好評を博しました。その後も、何度も上演され、最近では、沢田研二・藤山直美の主演で上演されています。
著者の長谷川幸延さんは、明治37年大阪府生まれ、昭和52年73歳で亡くなられました。幼少から演劇に親しみ、戯曲、ラジオドラマの脚本などを書かかれた後、昭和14年に上京、小説家の長谷川伸の門下となられ小説も書き始め、16年「冠婚葬祭」で第5回新潮賞を受賞され、小説家としての地歩を固めました。主な作品には、「法善寺横町」「寄席行燈」や黒澤明のシナリオで映画化された戯曲「殺陣師段平」などがあります。
解説は、同じ大阪生まれの藤本義一さんにお願いし、「長谷川幸延大先輩に捧ぐ」というタイトルで、ラジオドラマ作家、小説家としても大先輩・長谷川幸延さんとの出会いや作品について書いていただきました。
「考えてみれば、大先輩・長谷川幸延師の存在は戦後アメリカのドラマや戯曲の発生よりも三十年近く早いのである。『欲望という名の電車』とか『セールスマンの死』より三十年前に観客を席捲する作品が日本で誕生していたことを誇るべきである。
ケータイ、メールといったデジタル時代になっても、こちらのように手書きというアナログに徹した原稿を書き続ける者が現存しているようにドラマの世界、戯曲の世界、小説の世界にも二つの流れが存在してくれるのを証明してくれるのが、この『小説 桂春団治』だと確信をもっていえる。」(解説より)

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